not only A but also B なんて熟語に聞き覚えがある人も多いでしょう。AだけではなくBも、という意味ですね
ここまで実用性のある例文は初めて見ました pic.twitter.com/QiJKPYTr0s— Sdoricaで英語 (@sdorica_english) 2018年12月22日
高校の定期試験や大学受験でおなじみの慣用句『not only A but also B』。
『AだけではなくBも』という意味は単語を個別に分解していけば訳せなくもないですが
これはもう「のっとんりーえーばっとおーるそーびー」って丸暗記しちゃった方が楽ですね。
日本語でも言われればわかるけど知らなきゃよく意味の分からない言葉、あったりしますよね。
「ありおりはべりいまそかり」みたいな。
まぁ未だにこの文字列の意味は分かりませんが。
古代魔法の詠唱かなんか?
『not only A but also B』は接続詞が特定の単語を組み合わさって出来る
「相関接続詞」にあたり、さらにその先へ細かく分類すると「等位接続詞」にあたるのですが
まぁここではそんなの置いときましょう。名前なんてどうでもいいです。
それではこの表現、本文中ではこんな風に使われています。
日本語:手伝わないのは100歩譲っていいとして、ずっと隣でため息をつくのやめて! 煩わしい!
英語:Not only are you not helping out, but your constant sighs are also really noisy and annoying.
ここでAとBにあたるのは以下の部分。
A:are you not helping out あなたは手伝わない(are you と疑問分の順序になっているのは強調表現かな)
B:your constant sighs are あなたのずっと続くため息
Aが名詞ならBも名詞、Aが動詞ならBも動詞、といった組み合わせになります。
※sigh:ため息をつく、という意味。パッと見は有名人にサインしてもらう、のsignと似ていますが発音も(カタカナで書けば)サイとサインで異なります。
なので直訳すると
パパは手伝わないだけじゃなく、ずっとため息をつき続けていてほんっと目障りで鬱陶しい
となります。
日本語だと「100歩譲っていいとして」という表現がありますが
英文だとそんなフォローする表現はどこにも見当たらず、バッサリいってますね。
手伝わないどころか邪魔にしかならないパパに思わずリサもキレてしまう一幕でした。
それでは「のっとおんりーえーばっとおーるそーびー」を使っていきましょー。
Dad is not only a human, but also Ned.
鱗族は人ではなかった……?